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【障害受容の過程】ショック期・否認期・悲しみと怒り期・適応期・再起期

【障害受容の過程】ショック期・否認期・悲しみと怒り期・適応期・再起期

息子くんの難聴を理解するために学んでいる『聴覚障害〈2〉臨床編』という本を読み興味深いグラフを見つけました。

障害受容の過程:段階説

障害受容の過程:段階説

障害を持って産まれた子どもに対して親・家族が障害を受け入れる過程を、上の図で示しています。

縦軸を「反応の強さ」、横軸を「時間の経過」として表しています。

 

障害受容の過程について、本ではそれぞれ說明しています。

①ショック期:何が起きたのか事実を全く把握できない動転の時期。

②否認期:信じられない、そんなことはわが子に起こるはずはないと、障害があることを打ち消す気持ちが強い時期。

③悲しみと怒り期:事の重大さに気づいて、悲嘆や怒りが錯綜し不安定な時期。

④適応期:適応機制しながら、事実的な努力をする時期。

⑤再起期:障害をもつわが子を育てるという新しい価値と役割を見出して、再び立ち上がる時期。

引用:聴覚障害Ⅱ-臨床編

それぞれの時期について、私なりに理解していきます。

【障害受容の過程】ショック期

障害受容の過程:段階説

①ショック期。

何が起きたのか事実を全く把握できない動転の時期。

とあります。

このショック期は、「反応の強さ」がとても大きいのが特徴です。

何が起きたのかわからず、障害に対する衝撃の大きさに理解不能・処理できない状態。

【障害受容の過程】否認期

障害受容の過程:段階説

②否認期

信じられない、そんなことはわが子に起こるはずはないと、障害があることを打ち消す気持ちが強い時期。

とあります。

①ショック期で処理できなかった状態から、時間が経過し物事の理解が進みます。

しかし、理解しようとしても受け入れたくなく障害を否認する時期です。

【障害受容の過程】悲しみと怒り期

障害受容の過程:段階説

③悲しみと怒り期

事の重大さに気づいて、悲嘆や怒りが錯綜し不安定な時期。

とあります。

この悲しみと怒り期が、グラフでは一番マイナスの反応が出ている時期だと考えます。

②否認期を過ごし、障害について考える時間を少し障害についての悲しみと怒りが長く続く時期です。

この悲しみと怒り期は、①ショック期と比べて障害についての理解が進んでいるから起こることだと考えます。

24時間、障害について考えて触れ合っているからこそ起こる時期であると考えます。

【障害受容の過程】適応期

障害受容の過程:段階説

④適応期

適応機制しながら、事実的な努力をする時期。

とあります。

③悲しみと怒り期が時間の経過と共に落ち着いてきた頃、障害を受け入れたわけではないが適応するために行動に移せる時期だと考えます。

24時間、障害について考えて触れ合っていると受け入れなくても必要なことがわかり行動に移せるようになる時期がこの適応期だと考えます。

適応期とは、適応する時期ではなく適応したいと考えて行動に移せるようになる時期だと考えます。

【障害受容の過程】再起期

障害受容の過程:段階説

⑤再起期

障害をもつわが子を育てるという新しい価値と役割を見出して、再び立ち上がる時期。

とあります。

④適応期を過ごしながら再起期を迎えます。

この再起期を障害受容の過程では、ゴールとしています。

①ショック期からこの④適応期まで、時間の経過とともに障害を受容でき受け入れていけるだと学びました。

おわりに

【障害受容の過程】ショック期・否認期・悲しみと怒り期・適応期・再起期

この障害受容の過程のグラフは、「反応の強さ」と「時間の経過」と「その時期の名前」についてひとつの考え方を教えてくれました。

反応の強さと時間の経過の長さはひとりひとり違うものです。

でも、この段階的な障害受容を知っていることで障害に関わる人を理解したり手助けにつながるものだと感じました。

 

この記事では、改訂 聴覚障害〈2〉臨床編 (言語聴覚療法シリーズ)を参考に作成しています。

 

 

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